『名画消失』
ノア・チャーニイ/山本博訳/早川書房
ある夜、ローマのサンタ・ジュリアナ教会からカラヴァッジョの『受胎告知』が盗まれる。そして、同じころ、パリのマレーヴィチ・ソサイアティからマレーヴィチの『白の上の白』が盗まれる。さらに、イギリスのクリスティーズでオークションにかけられて売られた作品も盗まれる。これらは、世界を股にかけた名画泥棒の仕業なのか? はたまた、偶然時を同じくして盗まれただけのことなのか? それぞれの場所で、警察が美術専門家の協力をあおぎながら捜査を進めるが……。
著者は美術の専門家で、美術犯罪調査機構を設立しているということなので、絵画に関する薀蓄もたくさん盛り込まれていて、そのあたりも大いに楽しめました。
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